耐震性に優れた2×4工法
2×4工法によるメリット
住みやすさ
2×4工法は、北極圏のカナダから亜熱帯のフロリダまで多様な気候の中で熟成されてきた歴史と実績を持っています。
断熱・気密性に優れており、右図のように、熱を伝えにくい木材で構成される面同士を接合することで、面が連続するため、隙間が少なく断熱材の施工が容易です。
経済性
住宅金融支援機構の融資や公庫特約火災保険では、一般木材建築より有利な条件になっています。
耐久性
国土交通省告示と住宅金融支援機構仕様によって防腐・防蟻処理が提示され、湿気とシロアリの害を受けにくくなっています。
外壁は室内の湿気を寄せつけず、壁内結露を生じにくい構造となっています。
明治中期の建造物も現存しています。
耐震性
外力を床・壁・天井の面全体で受け止めて吸収・分散するため、地震や台風時に変形しにくいのが特徴です。
仕様で定められた部材・金物・接合方法により、一定の耐震性を確保できます。
木という部材の軽さが、地震の揺れを最小限に抑えます。
耐火性
床・壁・天井自体が面材で囲まれているため、火や煙が他へ回りにくくなっています。
火の通り道となる壁の内側や天井裏を構造材で細かく区分しており、空気の流れを遮断する「ファイアーストップ構造」となっています。